投資初心者におすすめの株主優待銘柄3選(大企業編)

日本株・J-REIT

公開日 2020-12-03
最終更新日 2021-04-06

お久しぶりです。ムッヒョです。最近中々忙しく更新頻度が落ちておりますが、どうにか週一回くらいは更新していくつもりなので、よろしくお願いします。

日経平均も30,000円に到達しそうになった昨今、新しく投資を始めた投資初心者の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

投資初心者の方が株式銘柄を選定する際に選択肢に上がりやすい候補の一つに、「株主優待」を実施している銘柄があります。実際、優待銘柄投資は目に見えて結果(株主優待品)が出るので、投資の一歩目としては最適でしょう。

そこで今回は、投資初心者におすすめの株主優待銘柄をいくつかご紹介させて頂きます。(知名度のある大企業から選定したので、取っつきやすいと思います。

業績が安定しており、なおかつ優待品も魅力的な銘柄をメインに紹介していきますので、是非ご覧ください。

 



そもそも株主優待とは

株主優待とは、企業が自社の株を購入してくれた株主に向けて、自社商品やサービスなどの「優待品」を贈る制度です。株主優待は任意の制度であるため、すべての企業が実施しているわけではありませんが、上場企業のうち約1,520社が優待制度を導入しています。(2020年11月時点)

最近では、定番のお米や金券、優待券からカタログギフトのように選べる優待などバリエーション豊かになってきています。また企業にとっては、株式をすぐに売却してしまう株主より長く保有してくれる株主のほうが有難い存在であることから、長期保有制度を取り入れる企業も増えてきています。通常の株主優待に加えて、優待品(サービス)がプラスされるため、長く持っているだけでお得になることがあるのです。

さらにここ数年の傾向として、株式の売買単位を100株に統一するという取組みが全国の証券取引所で進んでいるため、株主優待取得のために必要な株式数が、例えば1,000株から100株に変更になり、所要額が少なくなることで優待取得に手が届きやすくなった銘柄もあります。

https://www.matsui.co.jp/study/incentives/about/ より引用

株主優待制度は日本特有の制度であり、海外ではあまり見かけることはありません。その分配当に回すことが要求されるからです。

配当金と違い株主優待には税金がかからないので、積極的に活用していきたいですね。

しかし株主優待制度は撤廃・改悪されるリスクがあるため、その点を考慮しておく必要もあるでしょう。

東証は2022年4月を目処に市場再編を計画しています。これに伴い市場を維持するための必要株主数が撤廃されるため、今後株主優待制度を実施する企業は減少することが予想されます。

株主優待は企業が株主を増やすために行っている制度だからです。

おすすめ優待銘柄その1:KDDI

KDDI(東証1部:9433)は、携帯ブランド「au」を展開する通信事業会社です。通信事業は景気の動向に左右されづらい収益形態であり、業績が安定するため安心して保有できるでしょう。同社は通信事業以外にも「au PAY」を利用した金融事業などを手掛けており、今後はそちらでの成長が期待されています。新しい料金プランが業績にどのように影響するかが懸念点ですね。詳しい業績は以前の記事をどうぞ。

同社の株主優待はカタログギフト(3,000円相当)です。目録の中から自分が好きな物を選ぶことが出来るので、使い勝手が良いです。長期保有すればカタログの価値が上昇(3,000→5,000)するので、腰を据えて長期で保有したいですね。

優待をもらうには100株購入しなければならないので、今ならばおよそ33万円程度必要になります。

おすすめ優待銘柄その2:オリックス

オリックス(東証1部:8591)は、リース事業に始まり、銀行、保険、不動産、球団経営など多角的に事業を展開しているコングロマリット企業です。同社は株価が割安で配当利回り・優待利回りが高いので、個人投資家に人気な銘柄です。業績が景気に左右されやすい景気敏感株でありながら、リーマンショック時に黒字を維持している非常に経営上手な企業です。今回のコロナショックの中で多くの企業が配当金を減配した中で、同社は配当金を維持しています。株主還元に熱心な姿勢もポイントが高いです。業績の推移は以前の記事をどうぞ。

同社の株主優待はカタログギフト(5,000円相当)です。目録の中から自分が好きな物を選ぶことが出来るので、使い勝手が良いです。長期保有すればカタログの価値が上昇(5,000→10,000)するので、腰を据えて長期で保有したいですね。

優待をもらうには100株購入しなければならないので、今ならばおよそ17~18万円程度必要になります。

おすすめ優待銘柄その3:吉野家HD

吉野家HD(東証1部:9861)は牛丼チェーンの「吉野家」を筆頭に、「はなまるうどん」「京樽」などの飲食チェーンを全国展開している企業です。コロナショックやそれに伴う緊急事態宣言の影響で、株価は一時大きく下落しましたが、2021年に入ってから株価は回復傾向にあります。この状況下がいつまで続くかによって、今後の業績・株価の推移は変わってくるでしょう。業績はこちらを…といいたいところですが、同社の銘柄分析の記事は投稿していないのでありません。投稿したら追加しておきます。

同社の株主優待は株主優待券(300円×10枚)、あるいは自社グループ商品(3000円相当)です。同社の優待券はおつりが出ないので、少し使い勝手が悪いですね。以前は牛丼の並盛りが丁度300円で使いやすかったのですが、値上げされてしまい使いづらくなってしましました。残念。長期保有による優待価値の上昇はありません。

優待をもらうには100株購入しなければならないので、今ならばおよそ22万円程度必要になります。

まとめ:株主優待制度を活用しよう

株主優待制度を活用することで、生活コストを下げ、生活の質を少し上げることが出来ます。優待銘柄投資は投資初心者の人にも分かりやすく、結果が目に見えるので投資の入り口として最適でしょう。

今回は知名度のある企業の中からピックアップしましたが、他にも紹介したい銘柄は多数あります。そちらも近いうちに紹介させて頂きます。

 

↑(投稿情報などをつぶやきます)

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