公開日 2021-08-26
最終更新日 2021-10-10
最近は保有株を相次いで売却し、キャッシュポジションを厚めに設定しています。
近い将来訪れる可能性の高い、ボラティリティの大きな相場を心穏やかに、平穏無事に過ごすためにしている準備の一環です。
8.9.10月は相場全体のボラティリティが高くなる傾向
8〜10月は歴史的に相場のボラティリティが高くなる傾向にあります。

無論、それだけの理由ではわざわざ保有銘柄を売却することはしないのですが、今年はそれに加えてテーパリング開始の懸念もあるので、例年よりもボラティリティが大きくなりかねないと考えています。
銘柄の厳選も兼ねて現在保有銘柄の整理を行っていきます。
整理に際して売却した銘柄
日本株・J-REIT
- タカラレーベン
- 安田倉庫
- タカラレーベン不動産投資法人(保有分の半分)
日本株は上記の3銘柄を売却しました。
タカラレーベン・安田倉庫は、含み益が少なく競争優位性がある企業ではないことから売却。
タカラレーベン不動産投資法人は、YoCが7%あったものの、日本の不動産市場の将来に私が悲観的であること、株価が過去最高水準にあり購入単価の1.5倍程度に上昇していたことから半分を売却しました。
外国株
- AVGO
- HD
- SSSS
- SBUX
- VPU
海外株は上記5銘柄を売却しました。
これらは競争優位性が低い、もしくは現時点での配当利回りが微妙な銘柄です。
7月辺りはポジポジ病を発症していたため、無駄に銘柄を保有していましたが、最近我に帰りました。今後はしっかり厳選していこうと考えています。
重要なのは「将来に発生し得る資産価格の変動を0にする」こと
価格優位性や競争優位性を持つ銘柄・良いタイミングで仕込めた銘柄に関しては、今後も余程のことがない限りは売却を行うことはないでしょう。
逆に、それ以外の銘柄に関しては、時と場合によって柔軟に対応していく必要があります。
今回の保有銘柄整理は、結果的に「損切りは早く、利食いは遅く」の原則に則ったものになりました。しかし、今回の行動原理の核になっているのはあくまで「将来の不確実性を少しでも減らす」という意識です。
重要なのは「現時点で○円の利益を得た、○円の損失で抑えた」ことではなく、「将来に発生しうる資産価格の変動を0にする」ことだと思っているのですが、いかがでしょうか?
↑(投稿情報などをつぶやきます)
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