公開日 2021-10-25
最終更新日 2021-11-13
察しの良い方ならタイトルを読んだ段階でピンときたかもしれませんが、ミニマリズム志向とFIREは相性がとても良いです。
ミニマリズムの有用性

ミニマリズムには以下のようなメリットがあります。
- 余分なものを持たない、ものが少ない分居住スペースが狭くても問題ないなど、生きる上での必要経費が少なくて済む
- 掃除の手間や選択する際の意思決定などを省けるので、それらにかかる時間の削減や体力・エネルギーの温存が出来る
- 今あるもので創意工夫するなど、発想や知恵を鍛えることが出来る
本当に必要なモノだけを保有し、そうでないものは持たないで過ごす。そうすることで利用しないで済んだ金銭・時間・精神エネルギーを自分にとって真に大事なことに還元し、生活の充足度を上げることが出来ます。
ミニマリズムは個人の幸せを達成する上で、便益を齎してくれる思想であると同時に、好都合なツールたり得るわけです。
物質過多な現代日本

現代の大量生産・大量消費社会において、「有れば便利だけど別に無くてもどうにかなるもの」は凄く多いです。
先進国でありモノがあり余っている日本国では、数多くの人が必要以上にモノを保持しているように感じます。
「いつか何かに使うかもしれないから取っておこう」「便利そうだから買っておこう」など、人は様々な理由をつけてモノを捨てないでいたり購入したりしますが、こういった理由で手元に置いてあるモノは、その後は大概利用せずに終わります。少なくとも私にはそういう経験があります。
自分にとって真に必要なモノを見極める
コロナ禍になってから自室で過ごす機会が多くなり、要らないモノを処分するようになりました。
- 一度読んで読み返さなくなった漫画や書籍をメルカリなどで売却する
- 洋服の選別を行い、過去一年を振り返って利用しなかった服は処分する
- 収納に閉まっていて存在を忘れていたモノは捨てる。(存在を忘れていて何も問題の無かったモノだからどうせ無くても平気)
とにかく整理をしていきました。
すると部屋がスッキリし、モノの置いてある位置がすぐ分かったり、掃除が楽になったりしました。
残ったモノに注目すると、自分がどのようなモノを重視しているのか、どのような価値観に重きを置いているかが必然的に判明してきました。
そのように所有物の最適化をしていく中で、自分にとって真に必要なモノや価値のあるモノは何なのかを把握することは、自身の価値観の確認・再発見に繋がり、満足のいく生き方を模索する上で非常に肝要であると感じました。
まとめ
ミニマリズム志向とFIREは思想・実利の面から非常に相性が良いです。
ミニマリズムは自分の価値観を理解する上で非常に有用であり、FIREは自分の価値観を理解していなければ達成することが困難です。
ミニマリズムで自分にとって無駄な支出を抑えることで、FIRE達成に大きく近づくことが出来ます。
無論、自身の価値観を把握せず、支出を抑えずとも、FIREを達成することが可能な人もいます。
しかしながら、現実問題それが可能な人は収入が突き抜けている極一部に限られてくる以上、やはりミニマリズム志向がFIREの十分条件たり得る、というタイトル回収を持って締めさせて頂きます。
↓FIREはいかに支出を減らすかで達成難度が変わってきます。
↓欲望の管理も大切です。
↑(投稿情報などをつぶやきます)
※投資は自己責任でお願いします。当ブログは利益を保証するものではございません。
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