ポートフォリオの安定性を高めるべくディフェンシブな銘柄を調べていたところ、良さげなETFを見つけたので新規購入しました。
バンガード・米国公益事業セクターETF(NYSE:VPU)です。米国の電力・ガス・水道などのインフラ関係の銘柄にまとめて投資できる代物です。
基礎データ
株価 | (2021/7/9時点) |
配当金 | 4.18ドル |
配当利回り | 2.95% |
権利確定月 | 3.6.9.12月 |
配当支払月 | 3.6.9.12月 |
設立日 | 2004年1月 |
運用会社 | Vanguard社 |
運用手数料 | 0.10% |
ティッカー | VPU |
構成銘柄数 | 66銘柄 |
公益事業は、相対的に不況に強いセクターのため、インカム目当ての投資に向いています。
景気に関係なく収益を確保できるビジネスモデルのため、安定した配当金の支払いを見込めるETFです。
リーマンショック・コロナショックを乗り越えてきた実績があるため、安心して持ち続けることができるでしょう。
運用手数料も問題ないレベルです。
構成銘柄にはやや偏りあり
66銘柄から構成されています。
組み入れトップ10銘柄で全体の55%を、20銘柄で全体の76%を占めています。
組み入れ比率1位はネクステラ・エナジー(NYSE:NEE)で、この銘柄だけで全体の13.59%を占めています。
個人的には意外と分散されていないと感じました。まあ、公益事業銘柄の総数がそもそも少ないというのもあるとは思いますが…。
株価・配当金共に安定成長

株価は2010年から右肩上がりに成長しています。不況時の下落幅が小さいのが良いですね。精神的に保有し続けやすいです。
過去10年間の年間平均増配率はおよそ5.5%程度で、10年間保有し続けていれば配当金は当初の大体1.7倍になっています。
爆発的な成長はしていませんが、堅実な成長をしているといっていいでしょう。
まとめ
VPUは配当利回り自体はそれ程高くない銘柄ですし、市場が過熱している時分にはこういったディフェンシブな銘柄は見下されがちです。
しかし、見下されているときや過小評価されているときにこういった銘柄を仕込んでおくことで、いざというときのポートフォリオの安定性を大きく高めることができるでしょう。
常に悪い状態を想定して行動することで、市場から退場するという最悪の事態を免れられるようにしておくことをお勧めします。
↑(投稿情報などをつぶやきます)
これからの時代は資産運用も重要になっていくでしょう。このブログが皆様の株式投資の手助けになれば幸いです。
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