公開日 2021-07-07
最終更新日 2021-12-16
米国中堅電力会社のPPLコーポレーション(NYSE:PPL)を新規購入しました。
同社の株価はここ1年は横ばいに、過去5年では下落気味に推移しており、キャピタルは見込みづらい銘柄です。
しかしその反面、公益事業銘柄としての高い安定性、執筆日(2021/7/7)時点でおよそ5.8%という高い配当利回りと、インカム目当ての投資先としては検討の対象となり得る銘柄です。
不況に強く、安定感のある公益事業銘柄
電力・ガス・水道などの公益事業銘柄は、景気に関係なく安定した収益を上げることができるので、不況に強い銘柄だと言われています。
事実、安定したキャッシュフローを生み出すので、インカム目当ての投資には打って付けの銘柄です。
同社は米国ペンシルベニア州に本拠地を置き、ペンシルベニア州とケンタッキー州に電力を供給しています。顧客数はおよそ300万人弱です。英国事業も有していますが、こちらは他社への売却が決定しています。
なお、ケンタッキー州では電力以外にも天然ガスの販売事業も手がけています。
ちなみに、米国内では中堅電力会社であるものの、時価総額としては現在200億ドルを超えており、日本国内の電力会社で最大の時価総額を有する中部電力の2倍以上の時価総額です。
英国事業の売却がどう転ぶか
PPLと中部電力と比較してみると、利益率(PPL:36%、中部電力:5%)や配当利回り(PPL:5.8%、中部電力:3.7%)など、投資先としても多くの点でPPLに軍配が上がります。
そんなPPLですが、2021年内に英国事業の売却を行うようです。
送電大手のナショナル・グリッド(NG)は3月18日、英配電最大手ウェスタン・パワー・ディストリビューション(WPD)を78億ポンド(約1兆1700億円)で買収すると発表した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR18E3H0Y1A310C2000000/より引用
上記のWPDがPPLの子会社です。
事業の選択と集中とのことですが、これがどのように影響を及ぼすのかは不明です。
成長性の高い英国事業を売却することで、ただでさえ低い成長性がより乏しくなってしまうのか、今後注目していこうと思っています。
↓公益事業に纏めて投資するのも安定感がありそうです
↓日本国内の電力会社ならこちらがおすすめ
↓太陽光発電に投資するのも一案です
↑(投稿情報などをつぶやきます)
これからの時代は資産運用も重要になっていくでしょう。このブログが皆様の株式投資の手助けになれば幸いです。
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