ATMプラットフォーム・サービス事業を手掛けるセブン銀行(8410)が2Q決算を発表しました。業績予想に変更はありません。
セブン銀行は15年間非減配を貫いている高収益体質の企業ですが、近年は業績の悪化が目立っています。
FY2022年業績予想に変更なし

中間期純利益は
- 前期中間期純利益と比較すると142→109億と23.4%減
当期純利益は
- 前期と比較すると259→197億と23.9%減予想
ATM設置台数
全国展開されているATM網は同社の競争優位性の核となる部分なので、設置台数の推移には注目する必要があります。

ATM設置台数は緩やかながらも堅実に増加しています。
EPSと配当

通期予想EPSの16.75円に対して配当予想は11円であり、投資する上で最低限の指標となるEPS>一株配当は維持することが出来ています。
日本特有の現金主義が無くならない限りは同社業務の需要自体は今後も根強く存在するものの、脱現金主義の流れに伴って厳しい市場環境が続くことが予想されます。
株価の推移(3年間)

右肩下がりのチャートです。高配当ではあるものの、業績の悪化に伴い株価は下落しています。
高配当を維持してくれる限りは保有する予定ですが、減配をするようであれば損切りをすることも視野に入れつつ今後の動向に目を光らせていこうと思います。
↑(投稿情報などをつぶやきます)
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