住友化学の子会社であり化学専門商社の稲畑産業(8098)が業績の上方修正を発表しました。
稲畑産業は累進配当政策を明言している株主還元に熱心な企業です。
FY2022年2Q業績を上方修正

需要の回復を背景に第2四半期の業績を上方修正しました。
四半期純利益は
- 業績予想と比較すると105→135億円と29%増
- 前期第2四半期と比較すると59→135億円と131%増
EPSと配当

通期予想EPSの266円に対して配当予想は70円と至極余裕があります。
更に、同銘柄は現時点での予想EPSが266円であるのに対して上半期時点でのEPSが225円と既に84%達成しています。
同社は特定の四半期に売上や利益が偏重しているわけではないので、現時点でこれだけの数値を達成しているのであれば業績の更なる上方修正も考えられます。
累進配当政策の持続は勿論のこと、更なる増配も期待出来るかもしれません。
株価の推移(3年間)

株価はコロナ前の水準まで回復しています。今回の業績の上方修正に伴い株価は上昇…すると思いきやむしろ下落しました。やはり短期の株価はイマイチ想定外の推移をします。株って難しいですね。
↓同社の関連記事です。
↑(投稿情報などをつぶやきます)
※投資は自己責任でお願いします。当ブログは利益を保証するものではございません。
コメント