ラサ商事が大幅増配
今回の発表に伴い株価は4%以上上昇しています。

来年のNISA枠の投資候補の一つとしてウォッチしていたラサ商事が増配及び自社株の消却を発表しました。
前年と比較すると38円→50円と実に30%もの増配率であり、自社株も発行済株式の7%にあたる量を消却する模様です。
同社は商社であるが故に営業利益率こそ低いものの、リーマンショック・チャイナショック・コロナショックの際も黒字を維持し続けており、景気敏感株でありながら非常に安定感のある銘柄です。
加えて、2006年に上場して以来15年間一度も減配していない非減配銘柄でもあります。
高い利回りに反して配当性向も30%以内を推移しているため、更なる増配も期待できます。
安定感のある独立専門商社
同社は複数の事業セグメントを有しており、今回の増収はインフレに強い金属素材・資源分野が大きく貢献しているようです。
産業機械や環境設備のニッチ分野(主にポンプ)において強みを有しているようですが、現時点では設備投資の需要低下の煽りをうけて同分野は軟調な推移を見せています。
しかしながら、同社が海外市場の開拓に力を入れていることから、設備投資の需要が復活した暁には、需要の旺盛な東南アジアやインドとの取引増加に伴って同分野の増収が期待できるかもしれません。
※同社の銘柄分析については別に記事を作る予定なので、しばらくお待ちください。
※追記:書きましたので↓からどうぞ
まとめ
今回の発表により、個人的には同社への投資意欲が強まりました。この記事では書ききれなかった細かい部分も含めて近いうちに分析記事も載せようと思います。
↓専門商社ならこちらも魅力的です。
↑(投稿情報などをつぶやきます)
※投資は自己責任でお願いします。当ブログは利益を保証するものではございません。
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